ヨーグルトにはちみつを混ぜて食べると最高の美味!!
珈琲、紅茶にもはちみつを入れてお楽しみください。
パンにもよく合います。
肉をやわらかく美味しく
肉を加熱すると、たんぱく室が凝固して堅くなりますが、
焼く前にはちみつを加え少し置いてから調理すると、
肉が凝固しするのを防ぎ、肉が柔らかく仕上がります。
これははちみつの中の果糖とブドウ糖の分子がたんぱく質や
筋肉の間に入り込み、凝固・凝集を防ぐためです。
肉、魚などの臭みを抑える
はちみつを使うと、魚や肉の臭みをやわらげることができます。
これははちみつの果糖とブドウ糖の分子が、
ニオイの元となるアンモニアと結合してアンモニアの揮発を抑えるためです。
また、はちみつに含まれるグルコン酸という有機酸は、
魚臭さや磯臭さの原因となる成分を不揮発性にする働きがあります。
煮物の「照り」「コク」「旨味アップに
はちみつはカラメル化しやすいため、焼き色や照りを出す料理に最適です。
またはちみつに含まれる色々な成分(ミネラル等)により、
料理に甘みの他にコクと旨みを加えることが出来ます。
つまり、みりんと砂糖の両方の役割をはちみつははたしてしまうのです。
酢や果物の酸味を和らげる
はちみつに含まれるグルコン酸という有機酸は、
自分より強い酸(じぶんよりすっぱいもの)が混ざると、
相手のすっぱさを和らげる力(緩衝性)があります。
つまり、お酢のあの鼻にツンとくる酸味が苦手な方でも、
はちみつを加えることでおいしくお召し上がり頂けます。
カロリーはお砂糖より控えめ
はちみつはお砂糖よりも甘味度が高いので、お砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さです。
つまりはちみつ小さじ1杯(5ml)の重さ7gとお砂糖の大匙1杯(15ml)の重さ9gと同じ甘さなのです。
ですからはちみつのカロリー294kcal/100g、砂糖のカロリー384kcal/100g
(五訂日本食品標準成分表より)から換算しますと、
はちみつ7gの場合のカロリーは約21kcal、お砂糖9gのカロリーは約35kcalとなり、
同じ甘さで比較するとはちみつはお砂糖の約60%のカロリーということになります。
ポイント:砂糖をはちみつで代用する時の目安
はちみつ:小さじ1(7g)=砂糖:小さじ3(9g)
砂糖(上白糖)を食べた時に感じられる甘さを100とすると、はちみつは130。
つまり、砂糖と同じ量を使うと、はちみつの方が甘味を感じられるため使う量が少なくてすみます。